【艦これ】摩耶…私製艦娘型録024

2020年5月2日土曜日

艦これ 私製艦娘型録

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七草です。我が艦隊の艦娘を、着任順に怒涛のように紹介する私製艦娘型録、No.024は高雄型重巡洋艦の3番艦、摩耶さんです(この方も摩耶さまと呼ぶ方が適当かも)。なんだか深雪以来、比較的やんちゃな感じの艦娘が続いている気がします。

画像は本日の摩耶さま。対空特化の「改二」として存分に力を揮えるよう、各種装備を改修、補強増設にも彼女由来の機銃を配備し、運改修にも着手しています。

海外艦の装備を流用することで更なる戦力アップが可能なんですが、とりあえず平時は慣れ親しんだ装備がいいかな、ということで(考えたら「90mm単装高角砲」もイタリア艦の装備ですけどね^^;)。イベント後半などの激戦海域に出撃の際は、装備の積み直しをしています。

高雄型の三女、参戦

摩耶の邂逅時の挨拶は、たいへん気さくなもの。高雄型としては、ネームシップである高雄に続く2人目に邂逅した艦となりました。皐月に続き、「この娘もさっぱりした艦娘だなぁ」というのが当時の印象です。

3人目の重巡として

重巡としては高雄、青葉に続いて3人目。当初こそ先任の2人に練度面でカバーして貰うことが多かったと記憶していますが、そこは重巡。ある程度レベルが上がれば、序盤の火力ソースとして頼れる強さを発揮してくれました。

既に幾度も話に出している2013年秋イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」では、貴重な高練度重巡の一員として、「三式弾」を飛行場姫に叩き込む役割を担当。ゲージ回復があったので、それを阻止し続ける遅滞戦術要員として、また彼女の場合はゲージ破壊編成の一角としても、奮戦したと記憶しています。

改二で“対空番長”に

その後も、戦力的にも精神的にも頼れる重巡であり続けた摩耶に、2015年3月13日には「改二」が実装されました。

既に「」でもそうでしたが、対空砲・機銃を満載してハリネズミのようになった史実上の改装を承けた「改二」は、まさに「防空巡洋艦」。日頃の言葉遣いから“対空番長”とあだ名されるのも頷ける対空能力を有するに至りました。

現状では対空要員としては、秋月型駆逐艦の4人やアメリカの軽巡Atlantaも際立った活躍をしてくれます。艦娘としては彼女らよりも先行していた摩耶は、このところ少し陰が薄いところもありますが、重巡としての火力と雷装を活かした打撃力は随一です。

七草艦隊では道半ばではありますが、「運」を改修することで50を超えれば、対空戦闘と夜戦での魚雷カットインが同時に狙えるマルチな戦力になることでしょう。

摩耶のキャラクター

歯に衣着せぬ言葉遣いに、特に出会ったばかりの提督は尻込みしてしまうこともあろうかと思います。特に入渠時の台詞は結構グサッと来ますよね^^;

乱暴な言葉に隠れた優しさ

しかし、荒々しい言葉は彼女の一面に過ぎません。もちろん戦闘時や被害を被った際には悪態をつきますが、補給を受ければちゃんとお礼を言うし、良いことがあれば無邪気に喜びます。

また、色々な台詞を聴く限り、妹である鳥海とも仲良くやっている様子。「先に逝くなよ」と戦いに身を置く者らしい気遣いも見せています。

総じて言えば、言葉が過ぎる面はあるものの、本質的には優しい、“地元の気のいいねーちゃん”というのが摩耶の性質ではないかと思います。

印象的な台詞

威勢のいいものが揃っている摩耶の台詞の中で、特に私が気に入っているのが以下の台詞です。
怖いなら、あたしの後ろに隠れてな!(出撃時)
「改二」だと明確に対空戦闘についての台詞に差し替わりますが、私は「改」までのこちらの台詞の方がなんか好き。対空だろうが対艦だろうが、他を守って戦おうとする彼女の心意気が表れています。

摩耶をめぐる二次創作やフィギュア類

『艦これ』のゲーム外での摩耶についても触れておきましょう。思い入れの強さを感じられるものが多い気がします。

初陣な艦娘じゃいられない

二次創作として、印象的なのは以下の動画。鎮守府(泊地)で歌合戦でも催された時の一コマのような感じです。

相川七瀬さんの「夢見る少女じゃいられない」に合わせて歌っているかのような動画ですが、歌詞といいサウンドといい、すごく摩耶にハマってると思います。ついでにバンドを組んでる艦娘たちも似合っていて、いい感じかと。



元ネタの相川七瀬さんは、確か大阪出身だったと思います。神戸の山の名前を貰って神戸の造船所で造られた摩耶とは、地域的にも親和性が高いのかもしれません。

摩耶のフィギュアは2種くらい

フィギュアの方はと言いますと、「改二」状態のものが2種、入手可能のようです(とはいえ、どちらも中古品のようですが)。オンとオフがしっかり分かれたバリエーションで興味深いです。

摩耶を知るレファレンス

ところで、実艦としての摩耶については、元乗組員による書籍が刊行されています。

また、ジブリ映画としても知られる『火垂るの墓』では、清太・節子の父が摩耶に乗り組んでいた、という設定があったりも。映画の中では若かりし頃の庵野秀明氏作画による摩耶を確認できます(本編では監督指示による演出のため、暗くて不明瞭ですが^^;)。

以下、妄想

「摩耶」という命名は、他の重巡と同様に日本の山名から取られています。神戸の摩耶山が直接の元ネタですが、そもそもこの山のネーミングは仏陀のお母さんである摩耶夫人から来ているようですね。

サンスクリット語での摩耶(Māyā、माया)は「母」を意味するらしく、ということは艦娘としての摩耶もまた、実は深い母性を湛えている可能性も。…なんて、そんな話で彼女を弄ってはボコボコ叩かれつつ、一緒にビールのグラスを傾けるのもよさそうです。

今は存分に戦いを

艦娘は大体そうですが、摩耶もまた、身体を張って仲間を庇おうとする艦娘だと言えるでしょう。なるべく辛い思いはさせたくありませんが、戦いである以上、被害担当艦が出るのは抗いがたい事実です。

それならせめて、戦術的な判断や後方でのケアに間違いがないようにするのが提督の務めかと。そうすることで、摩耶の意気に応えなければならないんだと思います。

自己紹介

家で書いたり読んだりチェックしたり運営したりのクリエイティブ系在宅ワーカー。塾講師として教鞭を取ったりもするらしい。『艦これ』では2013年秋着任のそこそこ古参な提督。あまり自覚はないけどヲタクの範疇に入るんだろうな。

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