七草です。我が艦隊の艦娘を、着任順にしつこく紹介する私製艦娘型録、No.021は、白露型駆逐艦の3番艦、村雨さんです。重巡、戦艦、重巡と続いていたので、駆逐艦は久しぶりな感じですね。
画像は、本日の村雨の様子。遠征から帰ってきたところですね。ヴェールヌイや大潮と同様、「改二」となった村雨は大発動艇系統が搭載可能なので、大発枠としてキラ付けの上、よく遠征に行って貰っています。
白露型の2艦目は彼女
白露型と言えば、七草の艦隊では先に時雨が着任していました。それに続き、2番目の着任はこの村雨だったということになります。駆逐艦ローテーションに参加
加入直後で「改」になってもいない村雨は、能力値としては平均的な感じ。従って、2013年当時すでに「改二」が実装されていた艦娘に比べると、育成の優先度は低めだったと言わざるを得ません。そうした多くの駆逐艦と一緒に、ローテーションを組んで演習や遠征で育ってもらいました。私の性分として、加入した艦娘はなるべく平均的に育てようとするので、その分成長は遅いですが、じわじわと成長する形になったと思います。
改二実装と、深海雨雲姫との戦い
村雨に「改二」が実装されたのは、2018年1月17日。7年間という時間を考えると、比較的最近に感じられます。「改二」となった村雨ですが、七草の艦隊では、先述の通り主に遠征に従事して貰っています。しかし、冒頭の画像をご覧の通り、意外と火力も高いため、夜戦も強いですし、対潜もかなりの向上を見せてくれます。戦闘に投入しても活躍が期待できるでしょう。
そんな村雨改二が戦闘能力を思うさま発揮できたであろうイベントが、2019年冬のイベント「邀撃!ブイン防衛作戦」の前段作戦(E-1)でありました。
このE-1のモチーフは、史実上、駆逐艦・村雨が沈んだビラ・スタンモーア夜戦。ボスの深海雨雲姫は、村雨と、共に沈んだ駆逐艦・峯雲の二者が融合したかのような深海棲艦でした。
自らの過去を超えるため、そして、当時まだ艦娘として現れていなかった峯雲を救うため、それは村雨にとって負けられない戦いだったに違いありません。対ボス火力において、村雨だけに1.5倍以上の特効が付加されたことに、彼女の気迫を感じずにはいられませんでした。
村雨はどんな娘か
上記の戦いでは、深海雨雲姫はまた「気持ちを隠すから、駄目なのよ」と、言っていました。それは、自身と鏡合わせのような存在である村雨に向けられた言葉だったでしょうか。確かに村雨の台詞を眺めていると、どことなく自分の本当の気持ちをなかなか言い出せないタイプなのかな、と感じます。「はいはーい」という口癖や、ちょっと芝居がかった言い回しが(某魔法少女をもじった台詞もありますし)、そう感じる理由なのでしょうか。明るい良い娘であることに異存はないのですが。
艦隊でも指折りのお洒落さん
一方で、お弁当を作ったり、マフラーを編んでくれたりと、いかにも普通の(というかむしろ女子力の高めな)少女と感じさせる一面も。そして何より、彼女は結構な衣装持ちだということが分かります。それは、季節ごとに見られるグラフィックの数を考えれば明らかでしょう。「改」と「改二」を併せれば、春の私服、夏の水着、秋の釣り姿など、割といつでも特殊な格好をしています。しっかりと日常を楽しんでいるのが、村雨という艦娘なのかもしれません。
印象的な台詞
味のある台詞が色々とある村雨ですが、私の印象に強く残っているのは、こちらの台詞です。対艦、対潜、対空、お料理だって、やったげる!(春の出撃時)いつもは「対艦、対潜、対空だって…」なのですが、お弁当やデザートを作ってくれたことがうかがえる春だけは、上記の台詞に変わります。戦闘とお料理を同列に捉えるのは、ある意味では艦娘ならではの感性ではないでしょうか。
村雨を描いた二次創作やフィギュアなど
村雨についての二次創作、村雨を立体化したフィギュアなどは、どんなものがあるでしょうか。その辺りについても触れておきます。深海雨雲姫との因縁
村雨についての二次創作では、以下のイラストが印象的でした。上で述べた、深海雨雲姫と村雨の関係を示唆するような1枚です。イッテキナサイ、アナタモカエルノ・・— ジョシュア (@yoshuafocar1) March 5, 2019
深海雨雲姫と村雨
いつもの倍かかってしまった
光の具合、コピックだとうまくいかない●| ̄|_#艦これ好きと繋がりたい#艦これ版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負#艦これ版真剣お絵描き60分一本勝負_20190305 pic.twitter.com/lVzqZEOPoH
村雨は先端に碇のついた鎖を携えているんですが、それによって村雨は引き上げられ、深海雨雲姫は沈んでいくという対比、でしょうか。解釈の幅があるところが、また気になるイラストです。
こぼれ話
全くの余談です。深海雨雲姫の読みとして「しんかいあまぐもき」あたりがポピュラーと思いますが、宮沢賢治が「雨雲」をラテン語の読みを当てて「にむぶす」としたことから、「しんかいにむぶすき」とする解釈もあるそうな。なるほど、と思います。フィギュアは5種くらい
Amazonを確認する限り、村雨のフィギュアは以下の5つが入手可能のようです。「改」に「改二」、水着となかなかの充実ぶりかと。欲を言えば私服バージョンなども見てみたいところです。以下、妄想
お洒落な村雨となら、やっぱり服やアクセサリー談義でもするのがいいのでしょうか。あまりそっち方面は詳しくありませんが、彼女に色々と教えてもらうというのは悪くない気が。提督としての立場もありますし、不得手とはいえ、あまり変な格好もできないでしょう。コーディネーター役を村雨にお願いするというのもよさそうです。ネット通販の服を2人で色々見ながらああだこうだ言うのは、結構楽しいのではないでしょうか。
日々の“ちょっと”を集めて
村雨の台詞には「ちょっといい」「ちょっと頑張った」など「ちょっと」が頻出することに気付きます。これもまた、割と無視できない言葉ではないでしょうか。そういう毎日の“ちょっと”を積み重ねて、少しずつ前に進もうというのが彼女ではないかと思うからです。その向上心は、素直に「いいな」と感じられます。そんな村雨の日々が曇らぬような、指揮官でありたいところです。
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