【艦これ】青葉…私製艦娘型録020

2020年4月28日火曜日

艦これ 私製艦娘型録

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七草です。我が艦隊の艦娘を、着任順に諸共に紹介する私製艦娘型録、No.020となりました本日は、青葉型重巡洋艦の1番艦、青葉さんです(別に『NEW GAME!』の記事とタイミングあわせたわけではありません^^;)。奇遇なことに、高雄、榛名に続きこの青葉も、終戦まで残存した生存艦の一角ですね。

画像は、今日現在の我が艦隊の青葉。「20.3cm(2号)連装砲」を2基、「零式水上観測機」、残りの1スロは出撃する海域によって可変です。電探か三式弾が多いでしょうか。

古鷹型・青葉型の重巡については、3号砲よりも2号砲の方が付加ボーナスが高め。ということでこの装備になっています。さらに青葉に限っては、対空電探を積むことで相互シナジーが発生し、対空+5、回避+2が上乗せ。多分(というかきっと)終戦間際の呉を戦い抜いたことを受けてのことですよね…。

七草艦隊2人目の重巡

高雄に続き、艦隊2番目の重巡として着任してくれた青葉。当然、序盤戦の心強い味方として、高雄ともども活躍してもらいました。

高雄たちとともに

このあともう2人ほど、七草艦隊には早めに重巡が着任してくれています。その4人でローテーションしつつ、軽巡や駆逐艦を育てる、というスタイルがしばらく続きました。

その中で、最初と2番目の重巡だった高雄と青葉の果たした役割は大きかったと言えます。既に幾度か話に出ている、七草にとって初の期間限定海域である2013年秋イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」でも、回復しつつあるゲージを阻害する、いわば遅滞戦術要員として頑張ってくれたと記憶しています。

第六戦隊任務などで改二が待たれる

その後、重巡という艦種自体にも強化が重ねられましたが、顔ぶれが増えてきたこともあり、青葉が大活躍する場面はご無沙汰気味ではあります。しかし、第六戦隊、三川艦隊など、色々なところに所属した史実により、関連する任務では引っ張りだこの状態でもあります。

もちろん、現在の「」の状態の青葉でも、練度が高ければ任務達成には支障はありません。しかし一方で、やはり「改二」が待望されているのも確かでしょう。最後まで生き残ったという史実により、既に「」が高めに設定されている彼女の「改二」は、きっと力強いものになるに違いありません。

青葉の来歴と今

青葉の史実については、上記でも少し触れましたところであります。ここでは、そうした史実に影響を受けているであろう、艦娘としての性格について触れてみます。

取材キャラだけで終わらぬ戦歴

『艦これ』での青葉は常にカメラを構え、メモを携帯するような“取材キャラ”として確立されています。口癖のような「恐縮です!」とは、芸能リポーターとして活躍した梨元勝氏を意識したものとも言われていますし。

そもそも、なぜ彼女がそうした好奇心旺盛なキャラ付けをされているかというと、史実における重巡・青葉に、従軍作家として(「海軍報道班員」という扱いだったらしい)海野十三という人が乗っていたことがあったから、ということのようです。日本SFの先駆とされている海野氏ですが、この従軍経験は『赤道南下』という本に結実しています。

そんな背景による青葉の取材キャラですが、その戦歴には凄まじいものがあります。幾度も大破し、その度に立ち直った様は、海野氏のことがなければ、艦娘としてももっと違った性格設定になっていたことでしょう。

印象的な台詞

とはいえ、現状での艦娘・青葉は陽気な取材娘という印象が前面に出ています。そんな彼女の台詞で印象に残っているのは、以下のものです。
おっ! ガサー、そのアンニュイな表情いいねー。いただきっ! ……え? あっ? 青葉のカメラ返してよー! なんで青葉を撮るのさあ!? 青葉はいいんだよーっ!(母港【梅雨】)
「ガサ」とは姉妹艦の衣笠のことですね。いつものように衣笠を被写体に写真を撮っていたら、逆襲されて恥ずかしがっている様が目に浮かびます。

いざ自分が取材される側に立つと平静を失ってしまう、というというのは、古今の取材キャラにありがちな設定かもしれません。しかし、この台詞からは姉妹の微笑ましい様子が分かり、ほっこりできるという面もあります。良い台詞だと言うべきでしょう。

青葉についての二次創作やフィギュアを確認

『艦これ』内の青葉は、以上のような艦娘です。二次創作やフィギュアなどではどのように表現されているかも見てみたいと思います。

「ワレアオバ」を贈る空

青葉についての二次創作では、最初期の2013年夏に投稿された以下のgifアニメが、深く印象に残っています。

大破し、錆びた艤装は終戦時の彼女を示すもの。掲げた手の先にある雲は、亡き僚艦の姿を留めるようでもあります。「ワレアオバ」は、戦闘中に青葉が敵艦を味方と勘違いしたための信号ですが、今この時のそれは、鎮魂のためのものでしょう。

亀やんさんは、このgif以外にも幾つもドットのgifアニメを手掛けています。『艦これ』では重巡たちが好きなのかな、と。

青葉のフィギュア

青葉のフィギュア類としては、現状は2つだけっぽいです。うち1つはラバーキーホルダーですし、リアル系などがあると尚良いと思うのですが。でも「ちびきゅんキャラ」の表情なんかいい感じかと。

以下、妄想

私も文章を書いたり読んだりチェックしたりという仕事をちょいちょいやりますので、青葉とは実は同業者に近いかもしれません。ここは青葉と2人、〆切間際の修羅場を経験するのもまたよし…と思いましたが、さすがに可哀想かな、と。

カメラについても、私も触れないでもないので、こちらの方面で青葉に教えを乞う方が良さそうです。彼女を被写体に、人物写真のノウハウを蓄積させてもらいましょう。

本人は真っ赤になって「これなら〆切修羅場の方がマシですよ~><」とか言うかもしれませんね。まぁ、そのあと夕ご飯でも奢って許してもらえたらいいな。

軽さに隠した哀しみを想う

明るく軽くが信条のような青葉ですが、本心はそうでもないのかもしれません。というのも、史実における青葉の生還の影には、古鷹など多くの艦の戦没があったためです。「青葉、見ちゃいました」と彼女は言いますが、それはスクープなどではなく、死んでいった仲間たちの最期のことなのかもしれません。

それを思うと、若干“ウザかわ”にも感じられる彼女の態度も、何か取り繕ったものなのかもしれないな、と。改二か、時報か、彼女の気持ちが語られることがあったら、受け止めてあげたいと思います。

自己紹介

家で書いたり読んだりチェックしたり運営したりのクリエイティブ系在宅ワーカー。塾講師として教鞭を取ったりもするらしい。『艦これ』では2013年秋着任のそこそこ古参な提督。あまり自覚はないけどヲタクの範疇に入るんだろうな。

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