【艦これ】那珂…私製艦娘型録038

2020年5月16日土曜日

艦これ 私製艦娘型録

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はい、七草です。本日の私製艦娘型録No.038は、川内型軽巡洋艦3番艦の那珂ちゃんさんです。いまや押しも押されもしない、『艦これ』のアイドルですね。

画像は本日の那珂。「20.3cm(3号)連装砲」と「15.2cm連装砲」の混載は、軽巡としては現状なかなかの装備と言っていいんじゃないでしょうか。「零式艦上観測機」も載せて、とりあえず出撃しても活躍できる感じです。

軽巡アイドルの着任

「いきなり何を言ってるんだ」とは、那珂に邂逅した時の私の率直な感想です。ただ、猫的な艦娘もいるくらいだし( → 多摩…私製艦娘型録037)、まぁアイドル娘もいるのかなぁ、と思い直しました。「とりあえず、よろしく」と画面に挨拶を返したように記憶しています。

下積み時代は地味だった

とはいえ、七草艦隊の軽巡も結構な充実具合を見せてきており、那珂で8人目(北上を除く)。能力的には平均的な那珂は、やはり当面は遠征&演習をこなしてもらうこととなりました。特に遠征に行ってもらう軽巡は若干不足していましたし、“地方巡業”先には困らせずに済んだようです。

しかし、例の同人楽曲「恋の2-4-11」や、クリスマスにはサンタ衣装グラフィックが実装されるなど、那珂には公式・非公式の愛情が降り注ぎました。これを一身に受けた彼女は、ドサ回りから着実に階段を上り始めたのです(なんか列伝風)。

改二実装。自らの影との邂逅

そういった経緯もあってか、七草艦隊における那珂の下積みも、割と早く終わりを迎えることとなりました。那珂改二が実装されたのは2014年1月15日。これは、かなり早いです。

改造レベルは48と低めだったので、私も那珂ちゃんを促成栽培()し、実装からほどなく改二に。これで能力的にも当時のトップクラスとなり、まぁ、その後すぐ神通改二なんかも実装されたのですが、ともあれ彼女は“トップアイドル”の座についたといっていいでしょう。

しかし、本当の意味で彼女が輝いたのは、その1年後でした。2015年冬イベント「迎撃!トラック泊地強襲」です。

このイベントのモチーフとなったトラック島空襲は、史実において軽巡・那珂が沈んだ空襲。前後して沈んだ阿賀野とともに、那珂は自らの鏡像とも言える深海棲艦と初めて対峙することとなりました。その戦いは、哀しくも熱いものだったと私は思います。

那珂のぷろふぃ~る

ひたすら明るい面が目立つ那珂ですが、それだけが彼女ではありません。史実や台詞などから、那珂の胸中に迫ってみましょう。

真面目なお仕事ぶり

上で示した通り、史実での軽巡・那珂は、トラック泊地の空襲に前後して沈んでしまいました。このとき那珂が行なおうとしていたのは、敵潜水艦によって航行不能となった軽巡・阿賀野の救助だったとのこと。先に阿賀野も沈んでしまっており、可哀想な最期だったと思います。

こうした最期は、もちろん阿賀野救援の命令が下ったゆえのものと思いますが、仲間の危機に急ぐ艦娘の姿が重なります。このエピソードに限らず、輸送や護衛で主に活躍したという経歴からは、意外にも(失礼かも)真面目な軽巡・那珂の仕事ぶりが見えてくる気がするのですが、どうでしょうか。

そして、それは艦娘になっても同様と思われます。台詞から察するに、食事の準備や掃除といった日常的な仕事はサボりまくりますが、アイドルとしてはもちろん、艦娘としての“仕事”には不平を言ったりはしないようです。

輝かしいステージのためにレッスンを積み重ねるのと同様、仕事のために努力することは、那珂にとっては当然なのでしょう。その勤勉ぶりは高く評価したいと思います。

印象的な台詞

さながら楽屋か芸能事務所に居るかのような那珂の台詞は、若干うざくて面白く感じるものが揃っています。その中で、私が1つ挙げるとすれば、以下の台詞です。
痛った! …痛いって言ってるじゃん!(戦闘:小破時)
戦闘で、ちょっと痛い目にあった際の台詞ですね。いつもアイドルとして振る舞っている彼女の、思わず素が出て半ギレした貴重な瞬間だと思います。このノリなら改二の中・大破でたんこぶができているのも頷ける、といいますか

那珂ちゃんの二次創作やフィギュア類

楽しく真面目、ときどき少し鬱陶しい那珂ちゃんですが、これだけ濃いキャラなので『艦これ』ゲーム外でも公式・非公式問わず言及されているようです。

ここではその一部を紹介しつつ、フィギュア関連もまとめたいと思います。ちなみに、「恋の2-4-11」も二次創作ではありますが、あれはもう殿堂入りなので外しました^^;

悲劇の過去を抱きしめて進む

ギャグもシリアスもある那珂の二次創作で、私がいち推しするのは以下のショート漫画です。上に挙げた2015年冬イベントの際に発表された作品ですね。


“ウザかわ”なアイドルを演出する那珂ちゃんですが、史実では辛い最期を迎えたことも確か。不意にそれに襲われることがあっても、それを拒絶するのではなく、そっと抱きしめて前に進もうとする強さを持っているのが、彼女がアイドルたる所以なのだと思います。

作者のこう1さんは、那珂ちゃんに関する作品を多数発表されている、たぶん那珂提督の方。他にも良い作品が色々とあって、素晴らしいです。

那珂のフィギュアはさすがの数

それではフィギュア関係の方はどうでしょうか。初期から目立っていた艦娘だけに、さすがの点数かと。バリエーションも、通常、改二、ディフォルメとひと通り揃っています。「つままれストラップ」はフィギュアじゃありませんが、いい感じなので入れておきます。

せっかくアイドルなので(?)、欲を言いますと、私服バージョンなどもあると良いかなぁと。これはゲーム中のグラフィック追加も関わってきますけどね^^;

以下、妄想

海上特設ステージでの「横須賀ファイナル」とか、舞風率いるバックダンサーとか敷波を擁するバックバンドとか、まさかの対バンに加賀や時雨とか、ラストは「月夜海 ver.那珂」とかとか。ライブ関連の妄想が捗りましたが、ここはオフの日の彼女を考えてみようかと。

彼女の名前「那珂」は、栃木県および茨城県を流れる那珂川から命名されたもの。この川が海へと注ぐのは、かの大洗町の辺りだったりします。例の戦車道作品の聖地として知られる同町は、大洗磯前神社に軽巡・那珂の慰霊碑が建つ、那珂の聖地でもあるわけですね。

この、トップアイドルというイメージからは遠いかもしれない、のどかな港町が彼女の故郷だったりしたら、それはそれで味わい深いんじゃないでしょうか。そこでオフを過ごすのにちょっと付き合って、昔より少しだけ賑やかになった町を案内してもらいたいと思います。

町を歩くみちみち、昔からの知り合いに声をかけられ、思わず土地の言葉が出ちゃったりする那珂ちゃんは、いつもと少し違った雰囲気で。それを軽く弄りつつ、彼女が艦娘/アイドルを目指す原点となった想いを見出し、気持ちを新たにするのを見守ったりできたら、と。

きっとずっとファン

艦娘は全員見守りたいですが、アイドルとして活動中なのは今のところ那珂だけ。そういう事情もあって、私は、きっとずっと彼女のファンなんだろうと思います。

そして、彼女はもちろん艦娘でもあります。艦隊の一員としても、姉妹ともども無理なく頑張れるよう、そうした方面についても、うまく“プロデュース”してあげたいところです。

自己紹介

家で書いたり読んだりチェックしたり運営したりのクリエイティブ系在宅ワーカー。塾講師として教鞭を取ったりもするらしい。『艦これ』では2013年秋着任のそこそこ古参な提督。あまり自覚はないけどヲタクの範疇に入るんだろうな。

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