【艦これ】長良…私製艦娘型録032

2020年5月10日日曜日

艦これ 私製艦娘型録

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長良改

七草です。我が艦隊の艦娘を、着任順に、よせてはかえす波のように紹介する私製艦娘型録、No.032も軽巡枠でした。長良型軽巡洋艦1番艦の、長良(ながら)さんです。北上は別の立ち位置になりますので、純然たる軽巡としては久々と言えるでしょう。

上の画像は、本日現在の長良。ちょうど遠征に行って貰っている最中でした。装備した「15.5cm三連装砲」と「15.2cm連装砲」は、ともに軽巡にフィット補正が発生すると目される主砲ですね。

どちらも上位の「~~改」が実装されていますが、他に改修したいものも多くて手が回りません^^; 「ドラム缶」の方は遠征時の必携装備ですね。

5人目の軽巡はスポ根だった

龍田、球磨、天龍、五十鈴に続く、七草艦隊5人目の軽巡洋艦として、長良は着任してくれました。北上さんも着任時は軽巡ですが、間もなく重雷装巡洋艦という別の道を歩み始めるので、長良が5人目ということでいいでしょう。

長良の当初の印象は、礼儀正しいスポ根少女というもの。実際、話しかけると走り込みとか筋肉とか、そういう話題が頻出します。まるで部活に励む高校生といった趣きです。

トレーニングは伊達じゃない

やたらトレーニングばかりしている長良の実力は、「」なのに「改二」レベルの能力値を有するという破格なもの。その点では球磨と似ていますが、球磨は野生の力(?)によるもので、長良はトレーニングの成果というところでしょうか。

ともあれ、長良は球磨とともに、なにげに強い軽巡勢として、初期から中盤の艦隊を支え続けてくれました。神通改二や阿武隈改二など強力な軽巡が実装された後も、彼女らがイベント海域のラストを担当するのに対し、イベント序盤・中盤に出る形で、独自の役割を果たしてくれています。

改二では更なるオールラウンダー化か?

「改」でそれだけ強いなら、長良改二はどうなってしまうのか、と考えるのも無理からぬことかと思います。私見ですが、史実での改装を踏まえて「対空」が上がるのは間違いないですが、五十鈴のように特化まではいかないかな、と。

戦闘に人員輸送にと奔走した史実から、色々な局面でマルチに投入できるタイプの「改二」になるのではと予想しています。なんとなく、そういう感じの方がフットワークの軽い彼女らしいのではないでしょうか。

長良の艦娘像

以上、一部史実も交えて、長良の強さを書いてきました。次は、彼女の人となりというか艦となりというか、そんな面を探ってみたいと思います。

駆け抜ける日々

軽巡洋艦・長良の戦歴を調べてみると、旧型艦ゆえか、前半は惜しみなく南方での戦いに投入され、新鋭艦が投入されると輸送や護衛に従事したようです。そんな経歴に、艦娘としての長良を重ねると、東奔西走という言葉がしっくりくる気がします。

艦娘としても、確かに彼女は戦闘に遠征にと、忙しく立ち働いています。ただ、そうやって動けることを彼女は喜んでいるんじゃないでしょうか。溌溂とした彼女の言葉を聴いていると、なんとなくそう思います。

印象的な台詞

長良の台詞はいずれも、前向きで活きのいいものばかりですが、私が最も気に入っているのは、以下に示す戦闘時の台詞。実にシンプルな一言です。
遅い! 全・然・遅い!(昼戦闘攻撃時)
丁々発止の戦闘を半ば喜ぶかのような言葉は、まさに試合に興じている時のアスリートの胸中を表すものではないでしょうか。彼女にとって、戦闘は試合のようなもの…というか、戦闘を試合と看做すことで、自分のコンセントレーションを高めているのかもしれません。

長良に関する二次創作やフィギュア類

では、例によって『艦これ』ゲーム外の長良について。二次創作やフィギュア類を調べてみます。

流れる汗の健康美

長良の二次創作イラストでは、やはりトレーニングに励む彼女を描いたものが多数を占めています。その中での個人的ベストは、以下のもの。

まさしく、作者の方の書かれている通りですね。もともと「エロス」には単純にセクシャルという以上の意味があったと聞きますが、それが表れている一作だと思います。

フィギュアは今のところ確認できず

長良のフィギュアの類ですが、探した限りでは、今のところ存在を確認できませんでした。他の軽巡が個性的過ぎるからでしょうか^^;

…代わりと言ってはなんですが、自前で長良(と五十鈴)のフィギュアを具現化された例を見つけたので貼っておきます。すごいです…。

以下、妄想

長良を見ていると、天龍と同じように、自分の個人的な記憶が思い出されます。大学生だった頃の友人で、毎朝のようにジョギングをしている人でした。

その友人の主催する通称「走ろう会」に、私も誘われたのですが、いかんせん宵っ張りなので、早朝に起き出してジョギングをすることは、ついに叶いませんでした。悪かったかなー、と今にして思います。

台詞を聴いていると、長良にも同じように早朝のジョギング(というか、もっと重めなトレーニング)を持ちかけられそうです。今度は自分の生活を見直すという意味でも、話に乗ってみようか、とも思います。長良なら優秀なトレーナーにもなってくれそうですし。

更に余談

そういえば、古い直木賞受賞作に『長良川』というものがあります。作者は、提督的には『雪風ハ沈マズ』などで知られているかもしれない、豊田穣氏。豊田氏は飛鷹九九艦爆に乗っていた元海軍中尉で、『長良川』は氏の体験に取材した私小説的作品ですね。

同作の題名は、氏の故郷が長良川の流れる岐阜県ということからのもので、別に作中に軽巡長良が登場するわけではない(なかった筈。けっこう昔に読んだので…^^;)のですが、いちおう関連知識ということで。

まだまだいける、汎用軽巡

「改二」未実装の常として、長良もまた、それを望む声が囁かれ続けている艦娘です。もちろん私も実装されたら嬉しいんですが、今のところまだ見通しは立っていないと言わざるを得ないでしょう。

とはいえ、サプライズ実装ということも過去に例が無いわけではありません。練度的には準備万端ととのっているので、その時を待つともなく待とうかと。

それに、現状でも戦力的には見劣りしないものを持った艦娘ですし。装備の改修なども徐々に施し、まだまだ頑張って貰えるよう、長良をフォローしたいと思います。

自己紹介

家で書いたり読んだりチェックしたり運営したりのクリエイティブ系在宅ワーカー。塾講師として教鞭を取ったりもするらしい。『艦これ』では2013年秋着任のそこそこ古参な提督。あまり自覚はないけどヲタクの範疇に入るんだろうな。

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