【艦これ】七周年に寄せて。なぜ今も出撃ボタンを押すのか

2020年4月23日木曜日

艦これ

t f B! P L

七草です。
今日で『艦これ』は状況開始から七周年ですね。おめでとうございます。

いい機会なので、私が『艦これ』をやり続けている(≒やめられない)理由をつらつらと書こうかと思います。まぁ多分に自己満足ではありますが、いちおう知らない人にも分かるように書く…つもりです。

『艦隊これくしょん』というゲーム

『艦これ』こと『艦隊これくしょん』は、DMMゲームスで遊ぶことのできるブラウザゲームです。ブラウザゲームというのは、Chromeとかedgeとか、そういうインターネットブラウザで遊べるというものです。

冒頭に書いた通り、サービス開始は2013年の4月23日。当初は同年の終戦記念日(8月15日)にサービス終了も想定するような、運営側にもあまり期待されていないゲームだったようです。

しかし、色々な状況と要素が噛み合ったのか、登録ユーザー――提督――は増加の一途をたどり、直近の数字では500万を突破することとなりました。

私の着任は2013年9月

当初、私はTwitterなどを介して『艦これ』の存在は認めてはいましたが、ただちに食指が動くこともなく、夏を過ぎるまでは「ふーん」と思っておりました。もともとミリタリー系が好きというわけでもありませんし、「萌え」よりも「燃え」が優先する質なので、“艦船が美少女化して戦う”というコンセプトに、惹かれなかったのです。

しかし、夏が終わる頃に友人から「『艦これ』面白いらしいよ」と言われ、とりあえず登録だけはしてみようかと心変わりしました。この友人はKADOKAWAの株を持っていたりするので、いま思えば自分が株を持っている企業の業績を、ほんの少しだけ上がるようにしたのかもしれませんが^^;。

ともかく、私は『艦これ』に着任しました。と言っても、当時は本当に人気で、“着任”するにもサーバーに空きが無く、空きが出ていても抽選で可否が決まるというものでしたので、着任そのものに3週間くらいかかったと記憶しています。実際に私が初期艦娘である吹雪と出会ったのは、2013年9月の後半のことでした。

脱衣が嬉しいのは最初だけ

着任後、どんな艦娘たちと出会っていったのか、その辺りの流れは、試製艦娘型録で語っているので繰り返しません。1つ追記できるのは、脱衣が嬉しいのは最初だけということです。

脱衣と言っても古の麻雀ゲームほど甚だしいものではありませんが、艦娘たちは戦いによって傷つき、「中破」や「大破」になると携えた艤装(≒武装)が壊れたり、衣服が破れたりする演出が備えられています。

プラットホームのDMMは、もともとアダルト分野で隆盛してきた経緯もあることからか、少しお色気を出してユーザーを獲得しよう、という狙いが当初あったものと思われます。

軽い気持ちで捉えれば確かに嬉しい気もしましたが、大破状態でダメージを受け、沈んだ艦娘は二度と還らないということを考え合わせると、喜んでばかりもいられません。艦娘の中破・大破は、私の中で次第に忌むべきことと考えられるようになっていきました。

高難度のイベント海域を越えて

私が艦隊運営に慣れた頃、タイミングよく催されたのが期間限定海域の突破作戦――いわゆるイベントでした。私にとって最初のイベントとなった、2013年11月のイベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」は、今でも語り草となった高難度イベント。私を含む多くの提督が、文字通り汗と涙を流したことと思います。

同イベントの思い出はまた別の機会に書きたいのですが、ともあれ。このイベントを切り抜けた時、私は彼女たち――艦娘たち――を、勝利に導かなければならないんだと、初めて意識した気がします。

それから6年半ほど、彼女たちを見守っています。

『艦これ』の魅力

既に上記でその一端を示したのかもしれませんが、改めて、『艦これ』の魅力とはなんでしょう。「謎の魅力」という表現が、半ば公式にも言われていますが、その「謎の」の部分をもう少しだけ踏み込んで考えてみます。

失敗経験に共感する

艦娘たちの多くは、戦って、無情にも沈んでいった艦の記憶を持っています。つまり、大きな失敗の経験を持っていると言えるでしょう。戦後まで生き残った艦も、連合国の艦をモチーフとした艦娘であっても、僚艦が沈み、多くの人が死んでいったことはトラウマに違いありません。

つまり、艦娘の誰もが、大きな失敗の傷痕を持っていると言えるのではないでしょうか。その点に、そしてそこから「今度は」と立ち直ろうとする姿に、私は深く共感します。

私も氷河期世代なので、失敗には、なかなか縁があるということは言えるかもしれません。それでなくても、ある程度生きていれば、取り返せない失敗の1つや2つはあるでしょう。それらによる共感が、多くの提督に艦娘たちを見守らせ続けているのでは、と思います。

戦争という災禍そのものを打倒する

艦娘たちが「今度は」と立ち向かう相手は何でしょう。未プレイの人は勘違いされるかもしれませんが、艦娘の敵は、第二次世界大戦における連合国など特定の国家をモチーフとするものではありません。連合国であったアメリカ・イギリス・フランスの艦娘も近年では着任していることから、それは明らかです。

では何と戦っているのか。ゲーム中の言葉で言えば、それは深海棲艦と呼ばれる勢力です。まるで船幽霊のような青白い身体に、艦娘とよく似た(それでいて禍々しい)艤装をまとった深海棲艦は、艦娘とちょうど鏡合わせのような存在であることが、徐々に示されてきています。

ならば深海棲艦を全て倒せば、『艦これ』はエンディングを迎えるのでしょうか。もちろんゲームとしては、それで過不足はないとも思います。しかし、艦娘-深海棲艦という関係性の大元が追究されることを期待してもいます。

近年、年4回ほどあるイベントのラストでは、深海棲艦を打倒することで、その怨嗟の力が浄化され、新たな艦娘となる様が示唆されています。ここから更に進んで、かの戦争がもたらした災禍そのものと戦う時が来ても、私は驚かないでしょう。むしろ、その時を待っている気もします。

四季折々を愛でる

「何やら固いゲームだなぁ」と思われるかもしれません。しかし一方で、日本古来の行事について小まめにアナウンスしてくれるという、ちょっと緩い点も、『艦これ』の魅力と言えるでしょう。

年末年始は言うに及ばず。節分、梅雨、夏休み。秋刀魚に代表される秋の味覚。クリスマスやハロウィンもありますが、それよりも和の年中行事が優先されるというのも、ゲームとしては珍しいと思います。めぐる季節に合わせて、提督は「執務室」の模様替えをすることも可能です。

そうして過ごすうち、少なくとも私は、ゲームの中だけでなくゲーム外でも季節感を大切にするようになった気がします。リアルで展開される『艦これ』イベントも、それに呼応して企てられていると感じます。

ただのゲームだろうか

これだけの期間、提督をやってきた者にとって、『艦これ』はただのゲームとは言い難いものになっていると思います(私はそうですし、多くの提督にとってそうでしょう)。恐らくは最終海域を突破するまで、あるいは、すべての任務を達成し、離任していく艦娘たちの「お別れボイス」を聴くまで、艦隊を指揮する日々は終わらないのだと思います。

そうこう言っているうちにメンテが明けますね。大変な時代になってきましたが、八年目の『艦これ』が無事に展開し続けることを願いつつ、関係各位、提督諸姉諸兄の健康をお祈りします。

自己紹介

家で書いたり読んだりチェックしたり運営したりのクリエイティブ系在宅ワーカー。塾講師として教鞭を取ったりもするらしい。『艦これ』では2013年秋着任のそこそこ古参な提督。あまり自覚はないけどヲタクの範疇に入るんだろうな。

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