どうも、七草です。我が艦隊の私製艦娘型録、No.007は綾波型駆逐艦の9番艦、漣(さざなみ)さんです。ひとまず1週間続きました。
画像は本日現在の漣。綾波型は「12.7cm連装砲B型改二」を載せると「対空」にボーナスが1だけ付くので、それと「10cm連装高角砲」の混載ですね。可能ならA型改三とか載せたいところですが、配備が追い付きません。もちろん、イベ海域最深部などに出す場合は、より強力な装備に換装します。
空きスロットが1つありますが、これは状況によって色々です。遠征に出すならドラム缶、任務などで出撃するなら電探や魚雷など、臨機応変にやっています。
7人目は“始まりの5人”の一角
初期艦娘(吹雪、叢雲、漣、電、五月雨)の1人である漣ですが、なぜか彼女だけ邂逅する確率が異常に低く設定されているようで。初期艦に選ばず、それでいて7人目の艦娘として邂逅できた七草はラッキーだったのかもしれません。サブカル語(2013年当時)を駆使する
挙げた画像の彼女は「改」の状態なので、メイドなのか艦娘なのか分からない出で立ちですが(ノーマル状態ではエプロンの無い制服姿ですが)、恰好以上に提督を惹きつけるのは、その言葉使いでしょう。そもそも提督を「ご主人様」と呼び、「メシウマ!」とか「なんもいえねぇ」とか、ネット界隈で流行した言葉を臆面もなく使いこなします。それが彼女一流のコミュニケーション技術なのでしょう。
艦隊のムードメーカーに
人によってはそんな彼女を、アクが強いと感じてしまうかもしれません。七草はと言えば「なかなか面白い新人が来た」と興味深く思い、出撃や遠征での彼女の台詞につい聞き耳を立てていました。そうしていると、しきりに口に出す「キタコレ!」や、被弾して小破した際の「はにゃー!」など、艦隊にいると(旗艦ならなおさら)愉快な言葉を連発してくれることが分かります。球磨とはまた違った意味で、戦闘の緊張をほぐしてくれる艦娘だと言えるでしょう。
個性派艦娘の実像
ここまでは、ネットスラングを連発する面白枠としての漣をご紹介しました。しかし、それが彼女の全てかというと、そんなことはありません。見つめ合うと素直にお話しできない
『艦これ』を最初に始める際、初期艦娘を選ぶ画面が出てきますが、そこで漣は以下のように紹介されています。漣(さざなみ)は、ちょっと変わり者の艦娘。この記述を読む限り、本当は真っ直ぐな性根を持ちながら、素直になれなくて、奇抜な言葉を使っている、というのが彼女の実像なのでしょう。なんていじらしいのかと思います。
根は真面目で実力もあるが、風変りな言動と行動で人を惑わす。
本当はちゃんとお話ししたいと思っている。(ゲーム『艦隊これくしょん』より)
印象深い台詞
そう思って台詞を聴いていると、その端々に込められた、彼女の感情が見えてきます。特に私にとってインパクトが大きかったのは、夜戦に突入する際の以下の台詞です。
逃げられないよ! 漣はしつこいから!(夜戦突入時)夜戦突入時というのは、昼の戦いの後のことがほとんどで、中破や大破した艦がいることもザラです。半端な気持ちで挑んでいれば、心が折れて当然というタイミングだと思います。そこでこの台詞です。普段の漣からはかけ離れた言葉に、素の彼女を見た気がします。
漣についての二次創作やフィギュアなど
そんな漣ですが、ゲーム外の活躍はいかほどでしょうか。印象的だった二次創作や、リリースされたフィギュアについて記載していきます。
垣間見える素直さが素敵
そのキャラクターゆえか、二次創作界隈での漣の人気はかなりのものと思います。公式でもそこそこ出番はあるようですが、主役級なのはあまり無いかな…。そんな中、私の心の琴線に触れたのは以下のイラスト。
— カメゾー (@illust_works) December 20, 2015
既にご紹介した通り、私の初期艦は吹雪だったわけですが、漣を初期艦に選んだ提督のところではこんな会話が交わされていたんだろうな、と熱いものが込み上げました。
砲を持ってあげながら慰める提督が、まるでサッカーの試合で敗けた子のボールを持つ父親のようで。普段はふざけている態度の漣が、素直な気持ちを吐露する一瞬を描き出した名品だと思います。
フィギュア類は現状3つほど
クリスマスや水着など、折々のグラフィックも割と多い漣ですが、フィギュア数にはあまり反映されていません。例によって改二が来たらまた変わるかもしれませんが、ひとまず、現状で出ているものを挙げます。
以下、妄想
母港で漣に話しかけると、「お帰りなさい、ご主人様」と話しかけてくれます。この台詞にやられて彼女のファンになったという提督も少なからずおられると思いますが、それはともかく。このことから、やっぱり彼女はメイド喫茶なんかに憧れがあるのかなと妄想したり。
鎮守府(泊地)内には、軽空母である鳳翔さん(そのうち彼女についても語る日が来るはず)の店や、給料艦の間宮さん(と伊良湖)の店が存在することは(ほぼ)公式設定ですが、そのいずれかで、アルバイト的にホールスタッフをしていたりするのかなぁ、と。提督が来店したら彼女独自のサービスとか始めそうでヒヤヒヤ期待大ですね。
鎮守府(泊地)内には、軽空母である鳳翔さん(そのうち彼女についても語る日が来るはず)の店や、給料艦の間宮さん(と伊良湖)の店が存在することは(ほぼ)公式設定ですが、そのいずれかで、アルバイト的にホールスタッフをしていたりするのかなぁ、と。提督が来店したら彼女独自のサービスとか始めそうで
改二になっても、そのままの君でいて
漣については、しばしば「言葉使いを現在に合わせてアップデートしてはどうか」という旨の議論が起こることがあります。しかし、そうした場合の多くは「今のままでいい」という結論に落ち着くようです。
それは、2013年当時のサブカル語が、もはや彼女と不可分になっているということを意味するのでしょう。私もやっぱり、そんな彼女に魅力を感じます。仮に改二が来ても、そのままで居てくれたらいいな、と思います。
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