【艦これ】陽炎…私製艦娘型録011

2020年4月18日土曜日

艦これ 私製艦娘型録

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どうも七草です。我が艦隊の艦娘を、着任順に猛烈にご紹介する私製艦娘型録、No.011は陽炎型駆逐艦の1番艦、陽炎さんです。陽炎型は初めての登場となりますね。

上掲の画像は今日現在の陽炎さん。駆逐艦で改二となった艦の多くは、ローテーションでウィークリー任務に出撃してもらうことで、じわじわ練度向上を図っているのですが、今はちょうど彼女の番です。

12.7cm連装砲C型改二」は陽炎型に(朝潮型や白露型にも)装備ボーナスが付くこともあり、任務で貰える分を陽炎型優先で順次配備中で、画像の2基は彼女の固定装備としています。

3スロット目は状況によりけりですが、ウィークリー任務で4-2、4-3あたりへに出撃が多いので、対潜装備を搭載中です。対潜が無ければC型改二とシナジーのある電探か、陽炎改二自体にプラス補正がある魚雷でしょうか(未改修の「運」20では心許ないので、七草艦隊では電探にすることが多め)。

ぱっと明るい長女さん

時に「yaggy」(陽炎・不知火・黒潮の邂逅台詞をローマ字化してその頭を取ったもの)などと言われ、姉妹艦である不知火・黒潮などとともに建造時の「ハズレ」扱いとして揶揄される陽炎ですが。初めて邂逅した時のことを思い出してほしいと思います。

開口一番「やっと会えた!」と言ってくれる彼女の第一印象は、明るく元気そのもの。あまりのフランクさにやや驚きつつも、私は嬉しく思いました。

これぞチームの潤滑油

明るく元気という陽炎の第一印象は、艦隊に編成されて以後も変わりませんでした。まぁ、「改」までの能力としては平均的ではあります(でも陽炎型は割と後期に出来たので、平均よりは少し上か)。

ただ、目立って活躍するわけではないながら、何をするにも朗らかなので、それが一服の清涼剤と感じる提督は七草を含め多かったのではないか、と。一緒に編成された艦娘たちにとっても、それは同じだったのではないでしょうか。

改二実装で戦力も向上

七草艦隊に着任以来、戦闘に遠征にと、あまり派手ではないながらも着実に励んできた陽炎。彼女の転記は、『艦これ』5周年を迎えた2018年4月23日、改二が実装されたことで訪れました。

改二実装により、彼女の戦闘能力は大いに向上。その性格面だけでなく、強さによっても艦隊を引っ張っていける存在へと成長したと思います。

陽炎は凹まない

改二で能力が向上したとはいえ、彼女の優秀なところは、戦闘能力以外ではないでしょうか。ずばり、そのメンタルが何よりの持ち味と考えます。

一点の曇りもない快活さ

駆逐艦・陽炎の史実を見るに、目立ったエピソードはあまり見当たりませんが、それにしたって語られない悲喜こもごもはあったでしょう。輸送作戦中に機雷に当たって沈んだという最期も、艦娘としての彼女に影を落としていないわけがありません。

けれど、それをおくびにも出さないのが陽炎という艦娘です。そろそろ死後になりつつある(いや、最近また復権しているかも)「ネアカ」という言葉がありますが、彼女は良い意味でそれなんでしょう。彼女の前向きさに、周囲が救われているのは間違いないと思います。

印象的な台詞

彼女の明朗快活さは台詞の端々から読み取れますが、それでいて妹艦や仲間たちへの世話焼きも忘れていません。ことに、すぐ下の妹艦に当たる不知火に対しては並々ならない気配りをしています。まぁ、不知火がちょっとコミュニケーションが苦手そうだからかもしれません。
ほーらっ、十八駆、海に行くわよ。ちゃんと服の下に水着着た? 不知火、あんたもよ!(母港[2015・16年、夏真っ盛り])
上に挙げた台詞は、不知火への配慮が読み取れるものの1つ。第十八駆逐隊は史実では幾度か編成が変更されていますが、ここでは陽炎・不知火に加え、朝潮型の霰と霞の4人のことです。陽炎型以外の艦も一緒にまとめて引っ張っていく、彼女らしさも味わい深い台詞と思います。

陽炎をめぐる創作物やフィギュアなど

そんな陽炎についてのゲーム外の創作やフィギュアなどもまとめていきます。目立つのはラノベ作品ですが、他にも細々と出番があるようです。

『陽炎、抜錨します!』での雄姿が忘れ難い

陽炎といえば、やはりノベライズ作品である『陽抜』こと『陽炎、抜錨します!』について語らない訳にはいかないでしょう。タイトル通り陽炎を主人公に、彼女が嚮導艦(艦隊の指導&指揮をするリーダー)を引き受けることとなった落ちこぼれ艦隊、第十四駆逐隊の成長を描き切った、全7巻の物語です。

既にこの私製型録にも登場している長月と曙、これから出てくるであろう皐月、潮、霰といった駆逐艦たちで構成される第十四駆逐隊を、明るくも熱く引っ張っていく陽炎は、紛れもない主人公と言っていいでしょう。

ちなみにアニメ『艦隊これくしょん-艦これ-』でも、陽炎はほんの少しだけ登場していたりします。といっても、台詞もないし一瞬なのですが。

わずかな出番ながら印象的なのは、「決闘を申し込む時、手袋を相手に投げつける」という話題のイメージシーンで手袋を投げる役を担ったからです。陽炎型のユニフォームとして手袋をしている艦が多いのですが、そこからお鉢が回ったのだろうと推察します。

陽炎のフィギュアは今のところ1種のみ

立体化についても見てみます。今のところ、プルクラから出ている1種のみのようですね。改二が実装される前のものなので、当然、コスチュームは通常時のもの。改二バージョンでもう1つくらい来ると良い感じなのですが。

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以下、妄想

「艦娘とはどういう存在なのか」という議論がしばしば起こりますが、七草は「適性のある人間+艦の魂」という立場を取っています(『陽抜』の設定と概ね同じ感じですね)。その考え方でいくと、陽炎はきっと、元から大家族の出身なんだろうな、などと考えています。

不知火ら姉妹艦は、本当の血縁ではないんだと思いますが、きっと彼女たちによく似た妹たちの世話をよく焼く、いいお姉さんだったんでしょう。『陽抜』に倣うと、艦娘の人間としての事情を訊ねるのはご法度っぽいですが、戦いが終わって、普通の女の子に戻る時が来たら、そんな話もできたらいいな、と思ったり。

艦娘最大勢力のまとめ役として

姉妹艦が19人もいる(『艦これ』未実装が2人いますが)陽炎型は、日本艦の中では実は最大勢力と言えます。史実においては、8番艦の雪風を残して陽炎型はみんな沈んでしまいましたが、『艦これ』では全員無事に帰還できるよう、多くの提督は心を砕いていることでしょう。

提督だけでなく、陽炎型の長女として彼女も妹たちの陰になり日向になり頑張っていることでしょう。そんな陽炎を頼りにしつつ、彼女自身も大切にできるよう、応援したいと思います。

自己紹介

家で書いたり読んだりチェックしたり運営したりのクリエイティブ系在宅ワーカー。塾講師として教鞭を取ったりもするらしい。『艦これ』では2013年秋着任のそこそこ古参な提督。あまり自覚はないけどヲタクの範疇に入るんだろうな。

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