七草です。私製艦娘型録No.044は、白露型駆逐艦1番艦の白露さんです。「いちばん」にこだわる彼女ですが、白露型としては時雨、村雨、夕立に続く4番目の着任となりました。まぁレアリティ的に仕方内面もありますが…「なんかゴメン」という気持ちです^^;
いつものごとく、画像は本日現在の白露。白露型全般にボーナスが付き、白露改二の持参装備でもある「12.7cm連装砲C型改二」を2基装備しています。残り1スロットは相互シナジーボーナスを受けられる水上電探を載せることが多いです。
その他、護衛退避ができるようになる「艦隊司令部施設」や「特二式内火艇」も装備可能なので、局面によって3スロ目は色々とできるかなと。厳密には黒潮改二に一歩譲りますが、「特二式内火艇」と「C型改二」による対地夜戦火力は、駆逐艦屈指のレベルと思われます。
溌溂“いちばん娘”の着任
白露と言えば、何はともあれ「いっちばーん!」でしょう。一番艦だからなのか、やたらと一番にこだわる彼女に最初はちょっと「?」でしたが、その無邪気さから、艦隊のムードメーカーの1人として機能するようになっていきました。
一部では、レアリティ的に白露は登場し難いという噂があります。通常の白露は「コモン」という最も低いレアリティですが、それに反してドロップ頻度が少ないとか。七草の艦隊では44人目の艦娘となりましたが、それが早かったのか遅かったのか、いまいち分かりませんね^^;
第二七駆逐隊の戦い
例に漏れず、「改」までの白露は、戦力的には平均レベルの駆逐艦。従いまして錬成は、いつもの演習・遠征を地道に繰り返してもらうこととなりました。
しかし、2016年3月になると、彼女も任務上の注目を浴びることとなります。第二七駆逐隊に関する任務が実装されたためです。史実における第二七駆逐隊は、途中で構成艦の入れ替えもありますが、白露と時雨は最後まで同隊のメンバーであり続けたようです。
その史実になぞらえた上記任務を終えると、家具「「春の一番」掛け軸」が入手できるのですが、「いちばん」繋がりで、これを揮毫したのは白露のようで。意外な達筆ぶりですが、もしかして「いちばん」に関することだけは何でも完璧にこなせるのか?などと邪推してしまいました^^;
改二実装、任務にイベに駆け回る
2018年7月12日、ついに白露にも「改二」が実装されました。長らく待っただけあって、彼女自身の感慨もひとしおだったかと思います。上述の通り「艦隊司令部施設」や「特二式内火艇」が装備可能となり、イベント海域での有用性が高まりました。
加えて、何気に「対潜」も高くなり、レベル99で83に達することに。今日では、増設に熟練見張員を載せ、「HF/DF+Type144/147 ASDIC」を駆使することで、比較的実用的な1スロ先制対潜も実現可能となりました。
そんな彼女を待っていた任務に、再びの第二七駆逐隊関連任務「精鋭「二七駆」第一小隊、出撃せよ!」がありました。これは、白露改二と時雨改二を含む艦隊で、2-3、4-1、5-5、6-5でS勝利せよというもの。他はともかく5-5が…彼女たちも大変だったことと思います。
白露の実像
ここまでは、能力的な面での白露について書いてきました。では、彼女の性格面はどうでしょうか。「いっちばーん!」と騒ぐ快活な性格であることは分かっていますが、ここではもう少し異なった彼女について、迫れればと思います。
「いちばん」にこだわる理由
そもそも、なぜ白露は「いちばん」にこだわるのでしょうか。それは、史実における駆逐艦・白露の艦歴から、なんとなく分かります。
もともと駆逐艦・白露は、初春型7番艦として計画されました、紆余曲折があって、白露型一番艦になったという経緯から、艦娘としての白露も「いちばん」に特別な思い入れがあるのかもしれません。
また、「第一艦隊、第一水雷戦隊に所属した一番艦」という履歴も、そんな思いを後押ししているのかも。ただ、こちらは同様の履歴を持つ艦が複数いますけれど。
あるいは、そういう「いちばん」に縁がありながらも、敵の魚雷を避けようとしてタンカーに激突したという幾分残念な最期ゆえ、なのかも。艦娘となった今度は、しっかり活躍したいという気持ちの表れなのかもしれません。
印象的な台詞
「いちばん」へのこだわりからか、ともかく元気で、何でも楽しむような言葉が多いのが白露の台詞の特徴です。そんな彼女なので、以下の台詞はひときわ異様さが際立ったと思います。
む…、むっ村雨さぁ! それで、お姉ちゃんを差し置いてっ! そんなんいいと思ってるの!? みっ、み、見てろよ! いっちばんいい改二になってやる! きっとだっ!(母港【謎のいっちばーん!期間限定ボイス】)
これは、なかなか「改二」が実装されなかった頃の台詞です。時雨や夕立など、先に「改二」が実装された白露型は他にもいますが、直近は村雨だったので彼女に噛みつく形になったのでしょう。普段は爽やかで朗らかな白露の、珍しく拗ねた語調が貴重な台詞だと思います。
彼女や白露型を愛する提督の界隈は、当時この台詞を聴いて少しどよめいた感がありました。私見ですが、艦娘だって拗ねた気持ちになることだってあると思います。提督としては、そんな娘は宥めて、見守ってあげればよいのではないでしょうか。
白露の二次創作やフィギュアを確認
『艦これ』ゲーム内での白露は以上のごとくかと思います。次は、二次創作やフィギュア界隈での彼女について、その一端を紹介していきましょう。
決意の表情
白露の二次創作としては、やはり彼女の代名詞とも言える「いちばん」に絡めたものが多いですね。それ以外だと姉妹との絡みを描いたもの、それと、異彩を放つのが白露原人シリーズかと。
そうした中で、最も私の心に残っている二次創作は、以下に示す1点のイラスト。性格上、ギャグタッチの作品も多い白露の、シリアスな表情に惹かれる作品です。
個人的に気に入ってる白露 pic.twitter.com/yrz1duXfWk
— てすん†ヤドカリのごはん (@nu_seat) August 23, 2017
作者さんが、このイラストをpixiv上で発表された時のタイトルは「私は“白露”だから」。自分の役目として“白露”を引き受けた少女の言葉という感じで、艦娘=適性ある少女+艦の魂たる艤装という私の艦娘観にマッチした作品だと思っています。
白露のフィギュアは現状3種ほど
白露を立体化したフィギュアについては、3種類を確認しました。意外なことに「改二」になってからのものはないようですね。何かのタイミングで、1点くらい出てくれたら良いなと思います。
以下、妄想
秋の頃の台詞によると、白露は鰯を始めとする光り物の寿司が好きだということが分かります。そう公言するのなら、やっぱりお寿司を食べに連れていってあげたいところですね。
彼女の場合、回る寿司でも全然気にしなさそうですし、逆にあまり上品な店よりは、気楽な店の方かと。あんまり全国展開されてないみたいですが、石川県に本店がある「もりもり寿し」とかいいんじゃないでしょうか。
お寿司をつまみながら、白露自身のことや姉妹のことなど、話を聴けたらと思います。カウンターバーに並ぶメニューを見る限り、残念ながら白露は飲めないみたいですが、こちらは日本酒の盃でも傾けさせてもらいましょう。そういえば「白露」という日本酒は結構あるように思います。
目指すなら、支えてあげたい
本当の動機は明らかではありませんが、ともかく白露が「いちばん」を目指す気持ちは本物だと思います。それが何の「いちばん」なのかも、現状では明らかではないのですが。
しかし、艦娘の望むことに最大限応えるのが提督としての務めというものでしょう。それが艦娘の戦闘でのことであれば、尚更です。もちろん性能的に無理な場面もあるでしょうが、彼女が「いちばん」輝く局面を見極め、そこに送り出してあげたいと思います。
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